興居島(ごごしま)をミニドライブして魅力再発見
- 移動時間:
- 約80分
- 移動距離:
- 約15Km
- 交通手段:
- 車
※記載している移動時間はスタートからゴールまでの目安です。施設の見学・利用時間は含まれておりません。
泊港
最初の恋人峠には、高浜港から泊港に着き県道195号線を東南方向に約1.5km行きます。
ガザニアの花が咲いている 恋人峠
青い海、白い雲、緑の新緑、黄色の花びら、綺麗な峠に行く
島の南のポイントに「恋人峠」があり、車で走っていると左手に見えてきます。4月頃は、ガザニアの花が咲きまくっていました。
大滝龍字一さん親子のロケ記念に石に書いているものは、白い柵でかこって厳重に守られています。ベンチの角が採れた木がなんとも優しく大らかに鎮座しているのですが、座ると足の置き場が無いのが心配です。
素敵な名前の「恋人峠」。遠くに伊予灘(松山・北条の海岸線と海)を見る眺望は、季節の花や草木と様々な色が重なりあって名前に負けない綺麗な風景のなかにあります。
側にある「大滝龍字一」さん親子が書かれた石は、大事にカバーが掛かっていました。
もう一つの峠「夕日ヶ峠」 子持山(こもちやま)
ココから見える夕日を想像してみる
この路線では、釣島を灯台のない方向から眺める事ができます。いつもと違う島の裏側から望む釣島はこんなカタチだったんですね。湾内のミニ島は「カモセ島」。
さらに子持山頂上の「夕日ヶ峠」に向かって行くと、道が狭くなりますがとにかく進みます。峠に到着して、松山方面が見える方向は東になりますから、その反対側の中島方面に夕日が沈んでいく様をみたくなりました。
子持山に行く途中、左手にカワイイ島が見えてきます。昔TVでしていた「ひょっこりひょうたん島」みたいなカタチで中央の道が愛らしくしばらく見ていたくなります。
更に進み、子持山のほぼ頂上に写真の様な石碑と夕日ヶ峠の目印が見えてきます。
島の神社と風景 這磯鼻(はいぞばな)
島の神社を目印に島巡り
移動していくと、土地の守り神として稲荷大明神が祀られています。天在諸(てんざいしょ)神社が天照大神以前の神々、いわゆる自然の諸々を神とする古神道。鎮守の杜として祀られています。
それら神社を巡りながら這磯鼻方面に向かうとこれまでとは異なる新風景を望み、道路端に木を切ったものが積み上げられていました。柑橘系の木なのはわかりますが、なんの木かは不明。
対岸に中島本島が見えてくると、そこは島の反対側。途中「稲荷大明神」の赤い鳥居が目印で、それまで赤い色がすくなかった事に気付かされます。
それを超えると這磯鼻。その後に「天在諸神社」が海の側にあります。この辺りは歴史ある神社が多く楽しませてくれる地域です。
島北端から遠くに見える島はどこの島 琴引鼻(ことひきのはな)
北条を対岸から望みながら南へ下る
島巡りもいよいよ終盤を迎え、島北端まできました。道の向うには頭崎灯台があります。由良港近くには島四国巡りで一番札所になっている観音寺があり、階段を登って境内に登るとそこからのビューで由良地区が見えます。
島風景にお寺が入っていると何故か落ちつきます。島民とお寺・神社の関係って私たちが考えている以上に深いのかも知れませんね。
北端の道を通ってグルリと回ると島の東側に出ると、波も気のせいか静かになった気がします。海岸線をゆっくり下っていくと、由良港手前に「観音寺」が右手にあります。ここは島四国の1番札所で毎年多くの人が参拝します。
近くに車を停めてお参りして港まで戻ります。おつかれさまでした。
- 備考:
※高浜港⇔由良港までのアクセス(約15分)
運賃(片道):大人250円・子ども130円・乗用車(普通)1,840円
※高浜港⇔泊港までのアクセス(約10分)
運賃(片道):大人250円・子ども130円・乗用車(普通)1,840円
お問合せ:株式会社ごごしま
電話番号:089-961-2034
詳しくはこちら:http://gogoshima-ferry.com/
「鶏なくや小富士の麗桃の花」と正岡子規に読まれている小富士は、どこから見ても一目で分かる綺麗な稜線が伊予の小富士として市民から親しまれています。
今回はその興居島を1周するビューポイントを実際に車で走りながらご案内します。
※松山市から興居島へのアクセスは、スポット4の備考でご紹介してます。