小さな島安居島はここだけの風景とドラマがあった
- 移動時間:
- 約45分
- 移動距離:
- 約3Km
- 交通手段:
- 徒歩
※記載している移動時間はスタートからゴールまでの目安です。施設の見学・利用時間は含まれておりません。
安居島港
港を降りて右側に犬をみながら、まっすぐ行くと1つめのスポットがあります。
悲恋話「遊女みどり」のお墓のある観音堂 観音堂付近
海水浴場と観音堂がある島の入り口
遊女みどりの話は、遊女みどりが常連客と恋仲になったが、所詮遊女の身では叶わぬ恋でしかなかった、みどりは嘆き哀しみ波止場から身を投げて死んでしまいました。その時、遺体が東の岩に上がりその岩に関わった人が死んでしまい、その後はたたりがあるとされ、誰もその岩に手をつけるものは無かったというもの。その観音堂が港から降りて真正面にあります。
安居島に到着すると、まずはトイレは済ませておいてください。トイレはココにしかありません。
それから自動販売機は1つあります。価格も町と同じなのが嬉しいです。
また、真正面に観音堂があります。
島の氏神様と悲運の姫を祀る神社から小安居島を一望 天神社と姫坂神社
小学校後の石碑と天神社、姫坂神社からのビューは抜群
小学校後の石碑を探しに行くと、そこは天神社の境内横にくぼみにあります。境内にはもう使われなくなった遊具が静かに時の経過に身を任せています。大きな石碑には「小学校創設百年記念」と書かれていました。その小学校上に浄水場にも中学校があったそうですが、もうそこに面影はありません。
少し行くと姫坂神社があり、そこからの眺望は小安居島が見えて綺麗な景色です。
旧小学校のグランドだった天神社の境内には、すでに使われなくなった遊具が錆びついたまま朽ち果てようとしています。その側の茂みには小学校後の石碑が静かに佇んでいます。その神社近くの姫坂神社からのロケーションも小安居島が一望できる絶好のビューポイントです。
港の道から山に入るとそこはけもの道 生州浜付近
島の山道は両側から潮の音が聞こえる小さな道
コンクリートの道は港の前だけでした。いよいよ島の右端にたどり着くと、山側にそれる道に登って行きます。けもの道みたいな小さな道。野鳥の声が鮮明に聞こえて人が訪れていない事がわかります。
さらに進み右側の海に小さな道を降りて行きました。やはり海の色は透明で綺麗な海です。流木も潮のチカラで丸くなって島の時間を感じさせてくれます。
港も道から一歩逸れると急に狭い道になってきます。そこをひたすら進んでいくと山道になってしまい、島なのを忘れてしまいそうですが、両側から潮の音が聞こえるので島の頂上を歩いているのがわかります。途中、右の浜に降りてみました。生州浜です
ロープをつたって降りるとそこはプライベートビーチ 汐出ノ浜付近
誰も来ない自分だけのビーチがここにある
島を更に移動していくと、右側が急に開かれているところにでました。そこを降りて行くと汐出ノ浜に行くことができます。その浜には昇り降りには厳しい環境でロープを伝わらないと行けそうもありません。
やっと降りて見渡すと。広い砂浜に利用者は誰もいない事が多くほとんどプライベートビーチの体をなしていました。
港の反対側の汐出ノ浜に降りていきます。途中細いロープが張ってあるのでそれを伝わって降りなければなりません。足場が不安定で危険な箇所もあるので注意が必要です。辿りつくと噂通り誰もいない自分だけのビーチに着きました。
- 備考:
※北条港⇔安居島までのアクセス(13.5km/35分)旅客のみ
運賃(片道):大人(小学生以上)840円・子ども420円
お問合せ:新喜峰
電話番号:090-1174-2995
安居島行き時刻表等
忽那諸島で最も人口の少ないこの島は、かつて潮待ちの島として栄えていました。記録として残っているもので昭和30年ころは500人からの島民がいたそうです。
あれから様々な歴史を経て今は、ひじきを主体とする海藻や魚介が島の主要な財産となっています。
※松山市から安居島へのアクセスは、スポット4の備考でご紹介してます。