睦月島(むづきじま)
瀬戸内海の西部の中心近くにあり、港に寄り集まるように集落、東海岸には「長屋門」と呼ばれる立派な門構えの家が並び、かつて島で栄えた行商の面影が濃く残っています。島の東西にある2つの山を”8の字”に回る「睦月のスカイライン」からの眺めは絶景であり、西には約9kmの島四国八十八ヶ所、東には約7kmの西国三十三ヶ寺があり、多くの方がミニ巡礼の島歩きに訪れます。樹齢300年を超える「夫婦楠」や歩いて渡ることができる梅の子島など、見どころが多くあります。
明治頃に最盛期を迎えた「睦月の縞売り」と呼ばれた反物行商は、全国にその足跡を残しましたが、現在は山の斜面に広がるみかんやレモンなどの柑橘類が中心となっています。
- テーマ:[歴史・旧跡]
- エリア:[睦月島]