興居島・島四国(4月)
江戸時代から続く島人のあたたかいお接待
毎年4月20日・21日の2日間開催される「興居島・島四国」は、島外からも多くの参拝客が訪れます。島をあげて開催前に草刈りや遍路道の整備を行い、当日はお茶や果物などお遍路さんへのお接待が島の至る所で行われ、あたたかいおもてなしが島全体を包みこみます。由良港近くの観音寺を1番札所として出発し、船越や泊方面の沿岸沿いを巡り、八十八番札所を1番札所の観音寺近くで迎えるという、ほぼ島を1週する約30㎞の工程です。
江戸時代から続いている「島四国」は、弘法大師の命日と前日のお逮夜(たいや)にあたる4月20〜21日に多くの参拝者が島を訪れ、島人は島内の札所と巡礼コースで食べ物などをお接待するものです。四国八十八ヶ所を巡拝したのと同じ御利益があるとされ、短時間で廻れるということもあって人気があります。
住所 | 愛媛県松山市由良町 興居島 |
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開催期間 | 毎年4月20日・21日 |
駐車場 | 無 |