松山市の島は、有人9島を含む大小30以上の島々で構成され、忽那(くつな)諸島といいます。
春は柑橘の花が咲き誇り、夏は白い砂浜と青い海が眩しく、秋は歴史と文化・祭りで賑わい、冬は島がオレンジ色の果実に包まれる島です。
柑橘栽培に適している島嶼部では、100年以上前から生産を続けています。それから、長い年月をかけて品種改良を重ね、島ぐるみで生産と販売体制を築き、全国に誇れる柑橘ブランドに成長しました。
柑橘生産に適した島の柑橘は、少ない降水量、周りを海に囲まれ自然豊かな環境の豊富な日射量、地力ある土に水はけの良い土壌、天然ミネラルをたっぷり含んだ潮風と抜群の生産環境がウリです。
現在、忽那諸島では数十種類の柑橘を栽培しています。時代と共に変化する様々なニーズに対応し、次世代に向けて品種改良を続け、一人でも一つでも多くの柑橘を味わっていただきたいという生産者の熱い想いが込められています。
瀬戸内海の良好な環境に育まれた忽那諸島の海産物は、島人が先代より大切に引き継いできた海の宝です。島を代表する天然の鯛やアジ、ウニやひじき等、どれをとっても島の自然と島人が一つになって守り続けてきた天然素材は、島の大きな魅力です。
島でとれる豊かな食材を使った伝統的な郷土料理は、天然海産物に囲まれ、幼少のころから食べ親しみ、素材の味を知り尽くした島の美味しいがいっぱい詰まった郷土料理で、からだに優しく温かいおもいやりでつくる、真心込めたおもてなし料理です。
島は天然食材に囲まれています。だから普通の味が普通以上に美味しい。自然がつくる食材は魚介・地物などがお日様や海の自然のちからを、しっかり受け止めていることに気付かされます。美味しいものを知ってしまえば島を更に見直すことになるでしょう。島は“美味しい”が集まってできた小さな陸地なのです。
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魚づくし
津和地の新鮮魚介を「づくし」で堪能!
松山市西北西に位置する津和地島。複雑な潮流によって身の引き締まった、旬の一番美味しい魚介を亀川旅館でいただけます。 -
名物ヒジキ天ぷらと季節の海鮮
最高のロケーションで海鮮料理を堪能。入り組んだリアス式海岸で獲れる新鮮な魚介類とオリジナルメニュー「ひじきの天ぷら」は素材を知り尽くした島民ならではの味で人気。
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鯛めし
1853年創業「太田屋」の鯛めしを、鹿島で食します。
太田屋の鯛めしは、新鮮な活鯛を専用の醤油とダシだけで炊き上げ、雑味無しで天然鯛の旨味が口に広がる逸品。
毎年8月に開催される「トライアスロン中島大会」は、多くの参加者とその家族・応援団で賑わいます。そこで自分の好きな日に、季節の風や海の匂い、波の音などを聞きながら、島をゆっくり巡ってみてはいかがでしょう。自分のペースで自然と一つになる島サイクリング。島によってはレンタサイクルも用意しています。
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島四国八十八ヶ所巡りin興居島
約200年前から毎年4月に開催しているミニ島四国八十八ヶ所巡りは、島人の心こもったおもてなしが温かく癒されます。
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津和地島でサイクリング
松山からフェリーで90分、高速船で60分の津和地島でサイクリング。忽那諸島では一番遠くに位置する津和地島は周囲全てが絶好のビューポイントで、潮風に誘われてユックリ巡ることができます。レンタサイクルは津和地港前「海の駅」で借りることができます。
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島のレンタサイクル
忽那諸島のそれぞれの島はレンタサイクルをしてサイクリングを楽しむ事ができます。my自転車を持参してサイクリングされる方も多いですが、レンタルする事もできますので参考にしてください。
島の見どころは多くないのかも知れません、なぜなら周り全てが一つの見どころだからです。自然に囲まれた島の景観には人が生活してきた、歴史や文化、人の想いの足跡(遺跡)がいっぱい残っているのです。歴史に触れながら巡っても良いし、同じ顔は二つとない海からの眺めを楽しむのも一考。見つけるのはあなたです。
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1972年5月号「ナショナルジオグラフィック」米国版に「近代化されてない、日本古来の美が多く残る島」と紹介されました。
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樹齢900年を超える、目通り8m、樹高22mの神木の大クスノキが迎えてくれます。
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2014年に開通した黒岩城登山道は島人とボランティアの方々の熱い想いから完成しました。
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昔の島の生活で実際に使われてきた農機具や漁具、日用品など、島の歴史、芸能、民族物などあらゆる資料、約3,000点が展示・保管されています。
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瀬戸内海の青い海に点在する島々の間をすり抜けるように進む幾隻もの船舶が静かに動く絵画を見るようで、思わず見とれてしまいます。
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恋人峠には季節の草花に囲まれたベンチも用意されているので、ゆっくり身も心も休ませてあげて。
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2014年、北条鹿島が「恋人の聖地サテライト」に認定されました。
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新しい技術文化を取り入れた外国人設計で県下で唯一の様式建築の建造物です。
島は時計の針がゆっくり動くところ、決して自分中心では動いてくれません。島から戻れば時間に追われる生活が待っています、そこで提案です。せっかく島に来たのなら思いっきり自分の身も心も休ませてあげてください。島時間の中でユックリした時の流れに身を任せて、いつも頑張っている自分に究極の癒やしをプレゼント。
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中島トライアスロン
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茶摘み体験と紅茶作り
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忽那八幡宮秋まつり
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北条鹿島まつり
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風早海まつり
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興居島の船踊り